2016年05月12日
いんすとーるヲ詠メル
ひたいには ねつとりとして よなべあけ のどかにまつは じれてぞけさも
るい詠める
<読み>
額には ねっとりとして 夜鍋明け 長閑に待つは 焦れてぞ今朝も
<意味>
額にはねっとりとした [汗が滲んでいる] 長閑に待ってはみたものの、焦れてしまったのは今朝もだ。
<解説>
原文が総て平仮名だったので<読み>の項はいつもとは逆に漢字を充てみた。語感の印象が随分と変わる様な気がするが、どうだろうか。
徹夜ではなくとも、夜半から夜明け間際まで起きていると、倦怠感とともに嫌な汗が滲む。寒い夜でもそうだ。どろりと濁った様な感触によって、身体全体が包まれている様な気がする。
しかも、その徹夜の夜更かしが、パソコンやインターネット関連の為のモノだとしたら、また独特な疲労にさい悩まされる。時間感覚もおかしくなる様だ。
インストールの最中は、ただ待つだけで、しかもその進捗状況が不鮮明だから、それはさらに酷くなるのだろう。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:26 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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