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2016年11月17日

霜月半バニ詠メル

20161117.jpg
日々の糧 追わるるままに 冬の声 虚空のはるか ほうとひと息

るい詠める

<読み>
ひびのかて おわるるままに ふゆのこえ こくうのはるか ほうとひといき

<意味>
日々の糧 [を得る為の仕事に] 追われているままに、もう冬の声 [が聴こえる]。虚空のはるかに向けて、ほうと一息 [ついた]。

<解説>
気づけばもう11月も後半戦で、もうしばらくすると師走なのだ。第一、今やっている事の殆どが来年以降に向けての事なのだ。
朝は起きるのが辛く、就寝時の布団はとても冷たい。なんだかどんどんと追い詰められている様な気がする。
と、殆ど個人的な事柄ばかりを列挙しているが、そんな事柄ばかりが想起される歌で、一般的な事象へと止揚する事も出来ない。
ふと立ち止まって、深い息をしても、まだ、呼気がみえる程の寒さでもないのではあるが。

(この項:たい)

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