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2016年12月29日

冬ノ休ミニ詠メル

20161229.jpg
まどろみて 濁つたそらは 寒かろう さしいられたる かいなのぬくもり

るい詠める

<読み>
まどろみて にごったそらは さむかろう さしいられたる かいなのぬくもり

<意味>
[布団の中で] 微睡んで [想う事は曇り空で] 濁った空は寒いだろう [と謂う事だ]。[その布団の中に] さし入られた腕の温もり。

<解説>
上の<意味>では適宜に語句を補ってはみたが、本来ならば結句「かいなのぬくもり」の後に続く部分も同様に、述部となるモノを補うべきなのだろう。だけれども、そこに補うべきは様々な可能性がある様で、きっとそこで読者のこの歌への解釈が定まる様な気がするのだ。よって、ここはどうぞ、御自由に。相応しいと想う語句を挿入して、読んでみて下さい、としておこう。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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