2017年06月15日
空梅雨ニ詠メル
みじか夜は あふるる言の葉 ひそやかに 星ふるをりを きみとみまほし
るい詠める
<読み>
みじかよは あふるることのは ひそやかに ほしふるおりを きみとみまほし
<意味>
短い夏の夜は 溢れる言葉もひそやかにして星の降る時をあなたとみていたい。
<解説>
ここ2日程、はっきりしない天気の上に肌寒い日々が続いて、そう謂えば今は梅雨なんだなと、今更ながらに気づかされる。その前は30℃近くまで気温が上がり、真夏の厳しさだったからだ。変な気候だ。体調管理も難しい。
この歌はそんな気象状況だからこその願望。もうすぐ夏至 (Summer Solstice) だ。
結句「みまほし」は、上一段活用の動詞「見る」未然形 + 希望を顕す助動詞「まほし」終止形。"見たい"と訳す。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:22 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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