2017年08月24日
処暑ニ詠メル
午後の陽に バス待つをりの やるせなさ にじむ額に 手巾のしろ
るい詠める
<読み>
ごごのひに ばすまつおりの やるせなさ にじむひたいに はんかちのしろ
<意味>
午後の陽射しの中、バスを待っている最中のやるせないこと、汗が滲む額に白いハンカチをあてる。
<解説>
おぼろげな記憶を辿れば、先週は涼しかった。このまま夏も終わるのではないか、と謂う期待と寂しさがないまぜになった心境にあった筈だ。嗚呼、夏がいく、と。
それが今週になって暑さがぶり返している。なまじ先週があった分、身体は逆にこたえる。
昨日は処暑 (Chushu) で、暦の上では、その年の夏の暑さが峠を越す時季ではある。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:24 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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