2017年11月16日
四ツ辻ニテ詠メル
小春日に 行き交ふひとも さんざめく ふたつのみちの さきにたつ雲
るい詠める
<読み>
こはるびに ゆきこうひとも さんざめく ふたつのみちの さきにたつくも
<意味>
小春日で行き交う人々もうきうきとしている。 [交差点の] ふたつの道の向こうには雲が立っている。
<解説>
暖かい日と寒い日が周期的に交互に顕れている様な気がする。しかも前者は寒々とした1日で、後者は何故か暖かな1日の様な気がする。今日も晴天ではあるが、気温は昨日よりも低く、寒い1日だ。だから、小春日和ならば、それだけで嬉しい様な気がする [今年はその恩恵に浴したと謂う感慨はないのだが]。
但し、下句で立ち上る「雲」の存在は、今日と謂う日の感興がそう長くは続かない様に思える [と、解釈するのは深読みすぎるだろうか]。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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