2018年01月11日
頭痛デ詠メル
はく息も はりつめてをり 冬のあさ こらへきれずに いたむこめかみ
るい詠める
<読み>
はくいきも はりつめており ふゆのあさ こらえきれずに いたむこめかみ
<意味>
吐く息も張り詰めている [様な緊張感のある] 冬の朝に [その緊張感に] こらえきれずにこめかみがいたい。
<解説>
上の<読み>では緊張感としたが、その表現ではちょっと違和感がある。一体、どんな語句が相応しいのだろう、冬の寒い晴天の下に感じるあの感覚は。寒い、辛い、と謂う感覚とは別のあの感じ。
そしてそれを感じるがために、おのれを律せねなばならない様な、背筋を延さなければならない様な、脅迫感にも似たあの感じ。
そして、その感覚に耐えきれなくなって感じる肉体のきしみ。
冷たいアイスを頬張った際に走るあの痛みともちょっと違うんだよなぁ。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/2449