2018年03月01日
弥生朔日ニ詠メル
惑ふひは 袋小路が そのさきは 翳るひかりで 濁つてしろい
るい詠める
<読み>
まどうひは ふくろこうじが そのさきは かげるひかりで にごってしろい
<意味>
惑っている日は、袋小路のその先も、[太陽の] かげるひかりのせいで濁った白色をしている。
<解説>
初句「ひ」は上では"日"と解したが、"陽"である様な気もする。と、謂うのは第4句に「ひかり」が登場するからだ。掛詞とも思われるが、そこまで密接した解釈を構成し得るのか否かは心許ない。もしかすると、「ひ」と発音可能な他の語句での解釈もあり得るのかもしれない。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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