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2018年07月05日

文月初旬ニ詠メル

20180705.jpg
梅雨はてて さす紅うすく 舐めるをり おくれげぬらすや ひとしずくの汗

るい詠める

<読み>
つゆはてて さすべにうすく なめるおり おくらげぬらすや ひとしずくのあせ

<意味>
梅雨があけて薄くさした口紅を舐める際に、後れ毛を濡らすのは一雫の汗である。

<解説>
あっというまに梅雨があけてしまって猛暑が続いていて、実のところ、上の歌の様な情緒に至る事も出来ない。ただ暑く厳しいばかりなのだ。
雨模様の今日は、流石に連日の暑さもひと段落なのだが、逆に梅雨の日々に逆戻りしたかの様な感興にも陥る。と、謂うか本来ならばあるべき7月初旬の天候なのだろう。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:27 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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