conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 327th. week | メイン | Charlotte Rampling in "Il Portiere di notte" »

2018年08月02日

短カ夜ニ詠メル

20180802.jpg
いだかれて 肌理のかをりと その稜を 尋ね辿らば み仏もおはすと

るい詠める

<読み>
いだかれて きめのかおりと そのりょうを たずねたどらば みほとけもおわすと

<意味>
[あなたに] 抱かれて [その肌の] 肌理の匂いと描く稜線を訪ねて辿っていくと仏様もいらっしゃると [謂う]。

<解説>
逐語的な解釈は上の<意味>の様になるだろう。難しくはない。
但し、結句「み仏」とはなんだろうと考え始めると、つまずいてしまう。
下卑た解釈は簡単だ。あそこを指しているのだね、と。しかし、それでいいのだろうかと自己欺瞞に陥ってしまうのだ。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/2565

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)