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2018年09月13日

夜長ニ詠メル

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ひとり寝の 果つるあけぼの まつ吾の 夜のつづきは ひるなほくらかる

るい詠める

<読み>
ひとりねの はつるあけぼの まつわれの よるのつづきは ひるなおくらかる

<意味>
独りで寝る時間がおわる夜明けを待つわたしにとって、その夜のつづきは日中になっても相変わらず暗い事である。

<解説>
突然、夏が終わった。そんな気がする。そして不意に秋が訪れた。そんな気もする。あと、2週間もすれば10月で、衣替えの時となる。日没は次第に早くなるし、きっと夜明けも遅くなっている事だろう。
ともすれば、そんな季節の変化によって、体調もくずしやすくなり、こころのおきどころも微妙なモノとなる。そんな季節の歌(いや、勿論そればかりではないだろうが、ここではそこからさきにはふれない)。
結句の「くらかる」は形容詞ク活用の連体形なので、訳する場合は体言を補足する必要がある。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:18 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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