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2018年10月18日

朝ノ逡巡ヲ詠メル

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埒のあかぬ 些事ばかりを すくいかぬ 湯の沸くまでに きめるべきこと

るい詠める

<読み>
らちのあかぬ さじばかりを すくいかぬ ゆのわくまでに きめるべきこと

<意味>
埒があかない些事ばかりを [調味料を匙で掬う] 様にはすくいかねている。 [その匙は] 湯が沸くまでに決断を下さねばならない事である。

<解説>
第3句「些事」は"匙"との掛詞であろう。では"匙"で掬う事は出来るが「些事」をすくうとはどんな意味なのか。その事を話題や議題にして取り上げると謂う解釈で良いのだろうか。
その「些事」="匙" ですくうべきモノは、単純に沸騰した後になすべき調理の、その調味料の多寡ではないとは思う。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:18 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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