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2019年01月03日
元旦ニ詠メル
寄るとしが 弛みし肚に またひとつ 湯殿のへりの 初日のあさに
るい詠める
<読み>
よるとしが たるみしはらに またひとつ ゆどののへりの はつひのあさに
<意味>
寄る年波 [の兆候] が弛んだ腹部のまたひとつ [顕れた] 湯殿のへりに [腰掛けているわたしの] 元旦に。
<解説>
元旦に朝湯を浴びて気づいた事、年があらたまったと謂う事はまたひとつ歳を重ねると謂う事である。
結句「初日のあさに」を"元旦の朝に"と口語訳してしまいたい誘惑にかられるが、元旦 (New Year's Day) とはそもそも1月1日の午前中と謂う意味である。つまり、その語句に"朝"と謂うニュアンスが潜んでいるのだ。だから、上の<意味>では単純に「元旦に」とした。
ところで、加齢を嘆くその前に、ダイエットしろよ、と謂ってはいけないのであろうか?
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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