conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 356th. week | メイン | have good times in summer 2019 »

2019年07月11日

採血ヲ詠メル

20190711.jpg
ちくとします わずかに歪めし くちの端を 知らんかをして 看護師の掌

るい詠める

<読み>
ちくとします わずかにゆがめし くちのはを しらんかおして かんごしのて

<意味>
「ちくっとしますよ」(その言葉を裏付ける様に)すこし歪んでしまったくちの端をみてみぬふりをして看護師の掌 [が注射器を血管に刺す]。

<解説>
ぼくの場合は、6月になるとかかりつけの医師から言い渡される。「次回やりましょうか」と。そしてその言葉に素直に従って、区から送付された健康診断表を持参する。
それにしても、看護師の台詞はだれであっても、そしていついかなる時も一緒だ。
「[すこし] ちくっとしますよ」
採血の時、注射の時はいつもこうだ。きっとマニュアルかなにかあるのだろう。
ちなみに、ぼくの診断結果は、いくばくかの不安材料を呈示しながらも、無罪放免だった。
[しかしながら、この文章は<解説>になっていないな。単なる近況報告だ。]

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:27 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/2767

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)