2020年09月03日
夢ミテ詠メル
やみに濡れて われのはだかと 街にたつ 肩につめたく きみの掌
るい詠める
<読み>
やみにぬれて われのはだかと まちにたつ かたにつめたく きみのてのひら
<意味>
闇夜に濡れて、 [あなたは] わたしの裸体と街角にたつ。[わたしの] 肩につめたくあなたの掌 [がある]。
<解説>
詞書を前提にすれば、書く事はなにもなくなってしまう。少なくとも、ファイブ ダブリューズ アンド ワン エイチ (Five Ws And One H) 的な事柄は綴ようがないし、それを作品に問い様もない。
敢えて指摘するとすれば、第4句「つめたく」は、物理的な事を指しているのか、それとも、心情的なモノを指しているのか、と謂う様な事である。つまり、体温なのか態度なのか、と謂う事だ。
結句が体言止めなので、語句を補って解釈する必要はあるが、上の<意味>では最も無難と思われるモノにしてみた。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:20 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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