2020年12月24日
冬至ニ詠メル
みあぐれば よりそふふたつの 星ありて 此処にわかるる ひともをり
るい詠める
<読み>
みあぐれば よりそうふたつの ほしありて ここにわかるる ひともおり
<意味>
みあげてみればよりそうふたつの惑星があるさなかに、地上ではわかれるひともいる。
<解説>
今年の冬至 (Winter Solstice)、すなわち22020年 12月21日 (December 21, 2020) は、約400年ぶりに木星と土星が大接近 (The ‘Great’ Conjunction Of Jupiter And Saturn)した。実際にその眼で目撃できたヒトもいるだろう。その夜にちなんだ歌。
第4句「此処」は字義に従えば、英語で謂う"ヒア / Here"の意味なのだが、上の句に対比させて上の様な<意味>と解釈してみた。映画『地上より永遠に (From Here To Eternity)』 [フレッド・ジンネマン (Fred Zinnemann) 監督作品 1953年制作] の邦題を"ここよりとわに"と読ませる前例の顰みに倣った次第である。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3085