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2021年06月03日
機嫌ワルクテ詠メル
頭をも也 ゐふて詮なき 繰りごとを 聴かざるをゑぬ けふのこのをり
るい詠める
<読み>
ずおもなり いうてせんなき くりごとを きかざるをえぬ きょうのこのおり
<意味>
頭重である。謂ってもどうしようもない愚痴を聴かざるを得ない今日のこのタイミングで。
<解説>
天候不順である。晴れ間はみえるのだが、気持ちの良い晴れ方ではない。俄雨、しかも豪雨の様な、がいつ襲っても不思議ではない。実際に、そんな日、そんな場所もあったと思う。梅雨入りはまだだ。しかし、時間の問題ではあろう。
こんな日々が続いているから、体調管理は難しい。不意に、そして一挙におかしな気持ちになる。
だから、感情の維持も困難となる。そして、それに振り回される。
それは、第3句「繰りごと」を謂う側も謂われる側も、おそらくそうなのだ。
こういう時季こそ、自重する必要がある。と、謂うのも第4句「詮なき」事なのだけれどもね [つまり、それが一番、難しい]。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:13 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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