2021年08月19日
雨宿リシテ詠メル
あを空に 伐たむとするか 不ゐに降る ゆく手はばまる 吾がかた戀も
るい詠める
<読み>
あおぞらに うたむとするか ふいにふる ゆくてはばまる わがかたこいも
<意味>
晴天に [私を] 討伐しようとするのか不意に雨が振る。わたしの片想いも行手が阻まれているのに
<解説>
先週末から降り続いた激しい雨も、昨日はひと段落して晴天に見舞われた。と、思いきや、激しく降り出すからたまらない。道行く人々のその殆どは大慌てで、何処ぞへと駆け込むのだ。降ったのは1時間にも満たないものだ。それ故なのだろうか、あたかも1日分の雨量がその短時間に降りしげった様に思える。しかも、重苦しい雲は霧散し晴天も太陽ものぞいているのに降っている。時代が時代ならば、天罰もしくは天変地異の先触れと思われたかもしれない。
猶、肝心の歌に関してだが(苦笑)、読んで字の如くで、理解を妨げるモノはなにもないだろう。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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