2022年07月07日
映画ヲ詠メル
氷へきにて ち児が如くに 微笑ひあふ みとめしぎ母の 去りたるのちに
るい詠める
<読み>
ひょうへきにて ちごがごとくに わらいあう みとめしぎぼの さりたるのちに
<意味>
氷壁にて稚児の様に微笑みあう [夫婦がいる。彼等の仲を認めた] 義母が立ち去った後に。
<解説>
字義通り解釈しようとすると意味不明となってしまうので、<意味>では最低限と思われる語句を補って解釈してみた。
若い恋人同士 [と謂うか事実婚 (Common-law Marriage) の夫婦] の関係に反対していた義母 (Mother-in-law) [この名称はふたりにとってのと謂う意味なのか、それともその一方にとってと謂う意味なのか] を説得、もしくは義母 (Mother-in-law) が納得した後の光景と解してみたが、どうであろうか。つまり、ようやくふたりっきりになれたね、とでも謂う様な。
敢えて疑問を呈してみれば、初句「氷壁」であり、こんな光景が拝める場所が彼等ふたりの新居の地、なのであろうか。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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