conceived and constructed by たいとしはる tai toshiharu
« Haiku : Five Verses In Seven Days, the 512nd. week | メイン | Emotionally Scarred »

2022年07月07日

映画ヲ詠メル

20220707.jpg
氷へきにて ち児が如くに 微笑ひあふ みとめしぎ母の 去りたるのちに

るい詠める

<読み>
ひょうへきにて ちごがごとくに わらいあう みとめしぎぼの さりたるのちに

<意味>
氷壁にて稚児の様に微笑みあう [夫婦がいる。彼等の仲を認めた] 義母が立ち去った後に。

<解説>
字義通り解釈しようとすると意味不明となってしまうので、<意味>では最低限と思われる語句を補って解釈してみた。
若い恋人同士 [と謂うか事実婚 (Common-law Marriage) の夫婦] の関係に反対していた義母 (Mother-in-law) [この名称はふたりにとってのと謂う意味なのか、それともその一方にとってと謂う意味なのか] を説得、もしくは義母 (Mother-in-law) が納得した後の光景と解してみたが、どうであろうか。つまり、ようやくふたりっきりになれたね、とでも謂う様な。
敢えて疑問を呈してみれば、初句「氷壁」であり、こんな光景が拝める場所が彼等ふたりの新居の地、なのであろうか。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:21 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3420

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)