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2023年01月19日

映画ヲ詠メル

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ひとときの 憩ゐもとめし かのひとと うらの扉ぬけて あう瀬のときを

るい詠める

<読み>
ひとときの いこいもとめし かのひとと うらのとぬけて おうせのときを

<意味>
一時の憩いの時を求めたその人と、裏の扉をぬけて逢瀬の時を [過ごす]。

<解説>
1組の恋人達の密会を詠んだ歌。
上句にあるのは、歌の主人公の相手の描写であり、下句にあるのはその主人公の描写である。
そして、前者は内心の状況であり、後者は行動だけである。
だけれども、下句にあるのは、そんな行動をせざるを得ない事情をも描かれている様に思える。
猶、術部に該当する語句がないので、解釈する場合は、それに相当する語句を補う必要がある。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:26 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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