2023年04月27日
えすえふヲ詠メル
緋ひきづ きみとの咎と をちて逝く 未来永がふ ほしなき宙を
るい詠める
<読み>
あかいきず きみとのとがと おちてゆく みらいえいごう ほしなきそらを
<意味>
緋い傷 [を負って] あなたの罪禍と共に堕落して死んでいく、未来永劫に星の輝かない空を。
<解説>
詞書から類推するに、この歌の題材は恒星間航行 (Interstellar Travel) 中にあったある事件を題材としたモノなのだろうか。
初句「緋ひきづ」はその際に、歌の主人公もしくはその人物が第2句「きみ」と呼ぶ人物の負傷を意味しているのだろうか。それとも、彼等2人もしくはそのいずれかが第3者に与えたモノなのだろうか。
第4句「未来永劫」と初句「緋ひきづ」を呼応させて読むと、『旧約聖書 (Vetus Testamentum)』は、『創世記 (Liber Genesis)』の第4章 (Chapiter 4) での、次弟アベル (Abel) を殺害した科としてカイン (Cain) が与えられたしるし (Mark) の様なモノにもおもえる。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:19 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.rtm.gr.jp/mt/mt-tb.cgi/3597