2023年12月21日
童話ヲ詠メル
ゑん罪を はらせぬままに おうじまつ みはてぬ夢の しら雪ひめ
るい詠める
<読み>
えんざいを はらせぬままに おうじまつ みはてぬゆめの しらゆきひめ
<意味>
冤罪を晴らせないままに王子を待って見果てぬ夢をみている白雪姫 [が眠る]。
<解説>
童話 (Fairy Tale)『白雪姫 (Schneewittchen)』[グリム童話 (Kinder- und Hausmarchen)』 [グリム兄弟 (Bruder Grimm) 編纂 1812年初版刊行]を本歌取した様な歌だが、その童話 (Fairy Tale) の主人公は犯罪 (Crime) を犯した訳でも、冤罪 (Actual Innocence) をかけられた訳でもない。敢えて謂えば、義母の嫉妬をかう事になったその美貌こそがそれなのであろう。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:26 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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