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2024年10月17日

映画ヲ詠メル

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みのる秋 さることありし その納やを 黙してすぎぬ ふたりのその日

るい詠める

<読み>
みのるあき さることありし そのなやを もくしてすぎぬ ふたりのそのひ

<意味>
収穫の秋 [かつて] そんな事があったその納屋を黙って通り過ぎるふたりのその日である。

<解説>
第2句「さることありし」は、"その様な事があった" と謂う意味、"その様な事" とは一体、ナニカと謂う事は想像するしかない。以前に第3句「その納や」で、歌の主人公達である結句「ふたり」のあいだの出来事である。
第4句「黙してすぎぬ」のは、その場所の出来事に関し、結句「ふたり」の間に気まずい記憶があるからであろうか。それとも?
初句「みのる秋」である故に、その場所の近辺は慌ただしくヒトの行き来があり、それが結句「その日」はその様な行動を同「ふたり」に促したのかもしれない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:19 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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