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2024年12月05日
映画ヲ詠メル
かつた筈 うみの藻くづに そのをとこ おい詰められし をんなはいづこに
るい詠める
<読み>
かったはず うみのもくずに そのおとこ おいつめられし おんなはいずこに
<意味>
勝利した筈のその男性は海の藻屑と化した。 [その男性に] 追い詰められた女性はどこに [消えたのか]。
<解説>
推理小説 (Mystery) もしくは悪漢小説 (Novela picaresca) の結末、もしくは導入部の様な歌である。
なんらかの勝負、もしくはあらそいの渦中にあった男女のその後だ。
男性が海中に消えたと謂う事実はある、その一方で、その重要参考人 (Person Of interest) と目される女性が行方不明なのだ。
彼女が自ら掌を下したのか、それとも、運命を共にしたのか、そしてこの事件に第三者が関与したのか。どこまでもその想像は尽きない。
(この項:たい)
posted =oyo= : 17:17 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)
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