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2025年03月20日

映画ヲ詠メル

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ゆき降れど はる遠からじと こやにゐる 脱ひでちやう靴の やふななか

るい詠める

<読み>
ゆきふれど はるとおからじと こやにいる ぬいでちょうかの ようななか

<意味>
雪は降るけれども春はもうすぐそこと小屋にいる。[衣服を] 脱いで長靴の中 [にいる様だ]。

<解説>
第3句「こやにゐる」は "小屋に入る" と "小屋に居る" の掛詞である様に読める。
解らないのは下句で、<意味>の様に解しても、比喩として "長靴の中" が意味している状況が不明である。
もしかしたら、結句は "様な仲" と解して、小屋の中にいるふたりの人物が、あたかも1足の長靴の様に、ふたりで1組と謂う様な意味なのだろうか。
だとすると、結句「やふななか」は "様な中" と "様な仲" の掛詞と看做せるかもしれない。

(この項:たい)

posted =oyo= : 17:25 | comment (0) | trackBack (0) | るいの歌集(仮)

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