よみがえるヤマタケ・ラウンジミュージック
「ぉおっかみさぁ〜ん、じっかんですよぉ〜」のマチャアキこと堺正章の雄叫びと共に始るヤマタケ・ラウンジミュージックは、水曜ゴールデンタイムの幕開けを告げる合図だった。
悠木千帆(現:樹木希林)の怪演も、ブラウン管自らが生み出す最初のアイドル、天地真理も浅田美代子も、そしてもしかしたら森光子が、日本を代表する「お母さん」女優としての地位を確立したのも、このTV番組の故?
『寺内貫太郎一家』『ムー』『ムー一族』と、後にTVドラマの枠を破壊する程に破天荒になる、故久世光彦による「TBS水曜劇場」の原点。
下町の銭湯「松の湯」とそこに出入りする市井の人々の人情喜劇。高度経済成長期での進む核家族化の風潮を背景に、疑似大家族の喜怒哀楽を活写した、これぞホームドラマ。
もっとも当時の男性視聴者の眼は、女湯のシーンに釘づけではありましたが?
(たいとしはる)
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