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adventures of t.g.chaung

2015年04月19日

"NIGHT TIME" by KILLING JOKE


この作品に横溢しているのは、ギター (Guitar) とビート (Beat) と、ヒロイズム (Heroism) だ。

凄く解り易い。
と同時に、極めて危険な状態に陥っている事も確かなのだ。

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2015年03月15日

『ジョー・ジョーンズ・トリオ feat. レイ・ブライアント (JO JONES TRIO)』 by ジョー・ジョーンズ (JO JONES)


本作品の主人公ジョー・ジョーンズ (Jo Jones) は、カウント・ベイシー・オーケストラ (The Count Basie Orchestra) [19341948年在籍] 出身のドラマー (Drummer) で、カウント・ベイシー (Count Basie) が率いていたスモール・コンボ、カンザス・シティ・セブン (Kansas City Seven) [19391944年] のメンバーでもあった。
と、同時に彼が在籍していた時代のカウント・ベイシー・オーケストラ (The Count Basie Orchestra) のリズム・セクション、つまり、カウント・ベイシー (Count Basie : p)、フレディ・グリーン (Freddie Green : g)、ウォルター・ペイジ (Walter Page : b) そしてジョー・ジョーンズ (Jo Jones : dr)は、オール・アメリカン・リズム・セクション (The All-American Rhythm Section) と称され、稀代の名リズム・セクション (Rhythm Section)と讃えられていたのである。

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2015年02月15日

『ライブ・イン・ジャパン (LIVE AT THE BUDOKAN)』 by イアン・ギラン・バンド (IAN GILLAN BAND)


この作品を聴く以前に、イアン・ギラン (Ian Gillan) が所属していたバンド、ディープ・パープル (Deep Purple) のライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン (Made in Japan)』 [1972年発表] は既に体験していたし、そのバンドは既になかった。彼が所属していたそのバンドから脱退した理由のひとつであるバンド内での確執の一方の当事者、リッチー・ブラックモア (Ritchie Blackmore) は自身のバンド、レインボウ (Rainbow) でのライヴ・アルバム『オン・ステージ (On Stage)』 [1977年発表] も、同時期にぼくは聴いていた。
時代はパンク (Punk) 〜ニュー・ウェイヴ (New Wave) 直前であって、その最初期に登場したバンド〜アーティストの作品の幾つかは既に耳にしていた頃だ。

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2015年01月18日

"Rockabye" by Robin Holcomb


ロビン・ホルコム (Robin Holcomb) と謂うアーティストは、ウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) の公私にわたるパートナーであって、ぼくがウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) を知ったのは、ジョン・ゾーン (John Zorn) の幾つもあるプジェクトのひとつであるネイキッド・シティ (Naked City) からだった。
つまり、ネイキッド・シティ (Naked City) のキーボーディストである、ウェイン・ホーヴィッツ (Wayne Horvitz) のプロデュサー・ワーク (Producer's Works) のひとつとして、この作品を聴いた訳だ。

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2014年12月21日

"BIRDY" Music from the Film by peter gabriel


この作品の主題である映画『バーディ (Birdy)』 [アラン・パーカー (Alan Parker) 監督作品 1984年制作]は未見。
純粋にピーター・ガブリエル (Peter Gabriel) の新作アルバムとして出逢い、そのままずっと、このままのつきあいだ。

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2014年11月16日

『ラジオのように (comme a la radio)』 by ブリジット・フォンティーヌ (BRIGITTE FONTAINE)


キーワードとしてあるのは「世界は寒い (Il fait froid dans le monde)」、たったこれだけだ。
[以下、引用する歌詞はこちらから。その翻訳はぼくが所有しているCDに掲載されている沢ちよこ (Chiyoko Sawa) の訳から転載した。]

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2014年10月19日

『ポーキュパイン [やまあらし] (PORCUPINE)』 by エコー & ザ・バニーメン (ECHO & THE BUNNYMEN)


彼らには、ユー・ツー (U2) になれなかったバンド、と謂う認識がある。
だが、ただ単純に謂ってしまえば語弊があるのは事実だ。ユー・ツー (U2) を目指し、ユー・ツー (U2) になれなかったバンドはごまんとあるのだし、しかもそれは過去の出来事ぢゃあなくて現在進行形 (Present Continuous) だ。

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2014年09月21日

"TERENCE TRENT D'ARBY'S NEITHER FISH NOR FLESH A SOUNDTRACK OF LOVE, FAITH, HOPE & DESTRUCTION" by TERENCE TRENT D'ARBY


ブライアン・ウィルソン (Brian Wilson) やケイト・ブッシュ (Kate Bush)、アンディ・パートリッヂ (Andy Partridge) やプリンス (Prince)、そしてもしかしてシド・バレット (Syd Barrett)。
彼らに連なる系譜のなかに、この拙稿の主人公であるテレンス・トレント・ダービー (Terence Trent D'Arby) を加えたいと謂ったら、納得してくれるだろうか。
つまり、ぼくは音楽における魔術に魅せられたばかりか、それを産み出す工房、すなわちレコーディング・スタジオ (Recording Studio) のマジック (Magick) に囚われてしまったヒトビトの系譜のなかに、彼を置いてみたいと想うのだ。

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2014年08月16日

“ALIEN SOUNDTRACKS” by CHROME


映画『エイリアン (Alien)』 [リドリー・スコット (Ridley Scott) 監督作品 1979年発表] のサウンド・トラック盤『エイリアン (Complete Original Motion Picture Soundtrack Alien)』 [音楽:ジェリー・ゴールドスミス (Jerry Goldsmith) 1979年発表] ではない。
その中で流れる音楽のカヴァー・アルバムでもない。個人的にはそんなコンセプトの作品はあってもいいと想う。
ことばに翻訳すれば"異形の映画音楽"とでもなるのだろう。
1977年の作品、バンドにとっては第2作である。

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2014年07月20日

『ワン・オブ・ア・カインド (ONE OF A KIND)』 by ブラフォード (BRUFORD)


以前、こちらで書いたユー・ケイ (U. K.) と謂うバンドの、続編のひとつ、ではない。
そのバンドは、当時のビル・ブルーフォード (Bill Bruford) が関わった、いくつものセッション・ワーク (Session Works) と同様に、大きな括弧の中に括ってしまった方が、良いと想う。
つまり、彼の初のソロ名義の作品『フィールズ・グッド・トゥ・ミー (Feels Good To Me)』 [1978年発表] の、素直な発展の系譜にこの作品『ワン・オブ・ア・カインド (One Of A Kind)』 [1979年発表] を置けばいいのだ。

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2014年06月15日

“ZINGALAMADUNI” by ARRESTED DEVELOPMENT


建前上の、音楽ジャンルとしての分類に従えば、黒人音楽 (African-American Music) のヒップホップ (Hip Hop)でありラップ・ミュージック (Rap Music) であると謂う位置づけにはなるのだろう。
だけれども、ぼくの中ではそおゆう場所に、彼らの居場所はないのだ。

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2014年05月18日

『2ND ALBUM』 by 頭脳警察


発せられたことばは単純だ。
誤解も曲解も、その可能性は殆どない。
だからと謂って、そのことばがまっすぐにこちらに飛び込んで来るかと問えば、必ずしもそうだとは断言出来ない。
そのことばを乗せて奏でられる筈の、メロディやリズムやビートと、激しくぶつかりあっているからだ。
その音楽は、ぼく達の耳に届くその前に、激しい軋轢と衝突を、自身のなかで、起こしてしまっているのだ。

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2014年04月20日

“SOLID STATE SURVIVOR” by YELLOW MAGIC ORCHESTRA


アルバム・ジャケットから窺い知る事は、ここにあるのは似非や騙りや剽窃や偽物や擬きやエピゴーネン (Epigonen) やシュミラクラ (Simulacra) であって、真実や真相は一切、その正体を顕していないのだ。

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2014年03月16日

『カレッジ・ツアー (College Tour)』 by パティー・ウォータース (PATTY WATERS)


例えば仮に、『無人島レコード (Desert Island Discs)』を10枚選べと、ぼくが謂われたとしたら残念ながら、この作品は決して選ばれない。だけれども、選ぶべき盤の枚数を100枚に拡大してもらえるとしたら、その選択の過程で2, 3枚は選ばれてしまうのに違いない。
つまり、一度、選択肢のうちのひとつとして挙げた事を忘れ去ってしまって、何度もその候補に挙げてしまう、と謂う訳だ。

変な喩え話だけれども。

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2014年02月16日

“Smile!! It’s not the end of the world” by VIBRASTONE


ビブラストーン (Vibrastone) とは、近田春夫 (Chikada Haruo) ともう一人のラッパー、ドクター・トミー (Dr. Tommy) を中心として、音楽的な側面に関してはオト (Oto) が全面にイニシアティヴを握った、総勢12人による人力ラップ・グループ。
大雑把に説明しようとすれば、こんな言辞となるだろう。
個人的にはリアル・タイムな体験もあるせいだろう、近田春夫 (Chikada Haruo) のこれまでの活動の中で、最もダイナミズムに溢れたモノと思っている。
1987年から1996年の間、活動し、全4作品のアルバムを発表している。
今回取り上げるのは、その第2作。1993年に発表された。

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2014年01月19日

『Music For Silent Movies』 by 上野耕路 (Koji Ueno)


無声映画 (Silent Film) の、そこには存在しない筈のサウンドトラックを制作する試み、その作品集である。

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2013年12月15日

"T-REX GREAT HITS 1972 - 1977 : THE A-SIDES AND THE B-SIDES" by T-REX


冒頭5曲でやられてしまう。そして、これで充分ではないか、と想ってしまう。

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2013年11月17日

『彩 [エイジャ] (AJA)』 by スティーリー・ダン (Steely Dan)


これまでに、何度も何度も聴いた事だろう。そして、恐らく、何度も何度も聴く事になるだろう、これからもずっと。

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2013年10月20日

"THE RUTLES" by THE RUTLES


ザ・ビートルズ (The Beatles) が糞虫 (Dung Beetle) でない様に、ザ・モンキーズ (The Monkees) が猿公 (Monkey) でない様に、ザ・ラトルズ (The Rutles) はロックンロール (Rock And Roll) の古典『シェイク・ラトル・アンド・ロール (Shake, Rattle And Roll)』 [オリジネイターはビッグ・ジョー・ターナー (Big Joe Turner) 1954年発表] でもお馴染の「ガラガラ (Rattle)」という単語を捻って命名された。
では、モンティ・パイソン (Monty Python) と謂う名称は、どこから来たのだろう。

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2013年09月15日

"mothership connection" by PARLIAMENT


1アーティスト1作品というのが慣行的になっているこの連載だけれども、それを踏まえて考えてみると、果たしてこの作品でいいのだろうか、という逡巡は、こうして記事を書き始めている今も、続いているのだ。

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